ダイヤモンドの価値と歴史

宮殿の様子

宝石はさまざまな種類があります。同じ宝石でも、内包物によって特殊な模様になっているものは値が挙がりますが、ダイヤモンドは全般的に非常に高価な宝石です。ダイヤモンドは何故ここまでの価値があるのでしょうか?

ダイヤモンドに価値がなかった?

現在は、ダイヤモンドは結婚指輪や婚約指輪に使われ、愛の象徴とされています。日本では「スイートテンダイヤモンド」として結婚10年目にダイヤを贈る、なんてマーケティングもありますが・・。では、昔からダイヤモンドは愛の象徴として使われていたのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。昔はダイヤモンドには価値がなく、水晶のような他の宝石の方が価値があったとされています。日本でもダイヤモンドは金剛石なんて呼ばれ方をしますが、ご存じの通り非常に硬いため、昔はダイヤモンドを加工する術がなかったのです。加工が出来ないということは、現在の様に宝石としてカットすることができませんので、輝かしい上にはならず、価値が見いだされていなかったのですね。

ダイヤモンドの宣伝

しかし、ダイヤモンドの加工方法が見つけられてからは、水晶とは比べられないほどの輝きがあることが分かります。ただ、これだけではまだ皆が欲しがる宝石とはいきません。ここで、現在でもダイヤモンドの流通の元締めともいえるデビアス社がでてきます。現在のデビアス社はダイヤモンドの採掘から流通、加工や卸売まで手掛けており、市場に出回るダイヤモンドの量や価値をある程度調整できるようですが、、このデビアス社はダイヤモンドの価値を出すために、「愛の象徴」として宣伝を行います。映画やCM、雑誌やテレビなど各種メディアの力を使ったこのダイヤモンドの宣伝が大成功を収めることで、世の中にダイヤモンドが浸透し、現在では当たり前のように婚約や結婚と言った、永遠の愛を誓う場面で使われるようになったのですね。