ダイヤモンドより堅い鉱石とは

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ダイヤモンドはその美しさもさることながら、非常に硬い天然の物質として有名です。ダイヤモンドの名前の由来もこの硬さゆえに「征服できない」という意味の「adamazein」から来ていると言われています。しかし、ダイヤモンドより堅い物質があることをご存知ですか?

ダイヤモンドより堅い鉱石

まずは天然の物質から、ダイヤモンドより堅いといわれる「ロンズデーライト」をご紹介しましょう。あまり聞きなれない名前の物質で、知らない方も多いでしょう。もしかするとよくゲームをされる方は聞いたことがあるかもしれませんね。ゲームの中でよく出てくる堅い物質としてオリハルコンやロンズデーライトがあり、オリハルコンは幻の合金で存在しないため、ロンズデーライトも同じように考えている方がいるかもしれませんが、こちらはダイヤモンド同様にちゃんと存在する物質です。

ロンズデーライトはダイヤモンド以上に希少な物質で、自然界では少ししか発見されていません。また、ダイヤモンドしかり、鉱物には不純物が混ざっていますが、実際に発見されたロンズデーライトも不純物がまざっているため、実は発見されたロンズデーライトそのものはダイヤモンドよりも柔らかいものばかり(!)。では何故ロンズデーライトがダイヤモンドより堅いと言われているのか、それは、純粋なものであればダイヤを凌ぐ硬さがあるという可能性のお話だそうです、(汗。

ダイヤモンドより堅い人工物

今度は、人工の物質からのご紹介。ダイヤモンドも天然と人工があり、人工のダイヤはその硬さから工業製品に使われますね。(宝石でも、稀に人工のダイヤモンドが使われていて、宝石商たちはこれをしっかり見抜けなければなりませんが、、)。人工のダイヤモンドももちろん硬さはかなりのものですが、これよりも堅い人工物質の作成に成功したという話があります。

名前がえらくややこしいのですが、その人工物は「超硬ナノ双晶立方晶窒化ホウ素」と言います。工業材料の硬さに使われる「ビッカース硬度」と呼ばれるもので、人工ダイヤモンドは100Gpaという数値ですが、この超硬ナノ双晶立方晶窒化ホウ素は108Gpa。人工ダイヤよりも少し硬い!しかも、この数値は完ぺきではないとも言われています。そもそも、硬度を図るにはその物質よりも堅いことが分かっている物質を突き刺すためにどれくらい圧力が必要なのか、で測定されるため、超硬ナノ双晶立方晶窒化ホウ素よりも堅いとわかっている物質を使わなければ正確な数値が出ない、というわけですね。